雛祭り・暦の新旧を考える。

三月三日は雛祭り、茶湯の趣向で考えるに、二月中では不釣り合い、三月に入れば三日で終わりの趣向ではなかなか道具を揃えにくいのですが、果たしてどう考えましょう。

明治五年に陰暦を太陽暦に変更以来、それまでの季節の風習と一月あまりずれてしまい、それをどう考えるかが茶湯の趣向ではいささか難問です。

桃の節句とはいえ桃の花などハウス栽培でもなければ咲いていませんし、この日に行われる「曲水の宴」や「潮干狩り」なども寒くて出来ないでしょう。

この辺も含めて旧暦で考える方が茶湯の趣向では良いようですが、皆さんはどうでしょう。

ちなみに明日、2019年3月6日は旧暦の睦月晦日、明後日からようやく如月です。


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