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高麗系茶碗

駕洛窯高麗写茶碗(桐箱入) 茶湯・晴山のお薦め!高麗系稽古茶碗に

茶湯の茶碗として理想の焼き物といわれる「井戸茶碗」を始め
「三島」「刷毛目」「粉引」「斗々屋」「蕎麦」「呉器」「金海」「堅手」「熊川」「伊羅保」「御本」など多くの種類がありますが、その格式は楽茶碗を上回ります。
残念ながら本物は、約三百年前に全ての生産が終わっています。

そこで本物を知る(扱うばかりでなく所持、使用している)茶湯・晴山だからこそお薦めできる本品です。高麗写茶碗中最高のコストパフォーマンスと考えます。

お稽古用なら 手頃な高麗写の駕洛窯の作品はまさに適切だと思います。
お茶会でも 本品はお稽古ばかりではなくお茶会の数茶碗としての使用には定評があります。
思いは高く、お手頃でありながら、本物を思わせるフォルムのものをご提供いたします。

解説
 駕洛窯は萬古焼楽山窯3代清水日呂志(しみず ひろし)氏の窯ものの内、高麗茶碗生産の地、韓国で築窯、生産をしているものです。
氏の定評のある高麗茶碗写の系統を引く端正で完成度の高い茶碗でありながら比較的安価でお届けさせて頂いております。
また「数茶碗」としても使いやすく、広くご使用を頂いております。

清水日呂志(しみず ひろし)

 萬古焼に初めて高麗手茶陶を加え、茶道界の評価を得た初代清水楽山を祖父に昭和16年1月25日に生誕。

昭和34年 祖父楽山につき修行
昭和36年 高取、丹波、萩にて修行
昭和45年 三重郡菰野町切畑登窯築窯
昭和46年 韓国利川にて茶陶器指導
昭和47年 韓国大邱にて茶陶器指導
昭和48年 鶏竜山、聞慶にて研究
昭和49年 釜山近郊金海郡に金海駕洛窯築窯
  田山方南先生より駕洛窯と命名される
昭和56年 三重郡菰野町尾高高原に尾高焼楽山窯築窯
昭和61年 韓国河東郡沙器村に沙器駕洛窯築窯
平成 4年 韓国全北茂朱郡に茂朱駕洛窯築窯

「蕎麦茶碗」とは、十六世紀中葉から後期に掛けて焼かれた高麗茶碗で高台脇に独特の膨らみがあり見込みにも呼応した段があります。
 窯変が青灰色、枇杷色、黒褐色あるいは青みと赤みの片身代わりなどの変化もある物が多く、天正以前に招来していたましが、呼称に関しては十八世紀になり初めて会記に登場します。
 「蕎麦」も一五九〇年を下限とする八王子城、同じく堺から出土しています。しかしながらやや遅れた十七世紀前半に相当する遺跡からの出土例はなく、およそ十六世紀後半から十七世紀初までにおさまるものと見られています。
 その名の由来は井戸に準ずる物(井戸の側)とした説やその景色による物(そばかす)などがありますが定説はありません。   著名な例として「蛍」「藤浪」「花曇」などが知られています。

高麗写茶碗O01-01R 蕎麦茶碗 駕洛窯 (桐箱)

晴山特価

直径15.7㎝ 高さ7.5㎝ 高台径5.9㎝(大きさは目安です)

 


数茶碗O01-01R 蕎麦茶碗 駕洛窯 (十客・桐箱)

直径15.7㎝ 高さ7.5㎝ 高台径5.9㎝(大きさは目安です)

 


熊川という高麗茶碗の種類名称が文献に初見されるのぱ元禄六年(一六九三)のことです。
 今日では熊川を作行きによって、いわゆる「咸鏡道手(かがんとで)」とよばれる、大振りで力強い作行きの一手古いとみられる一類が上げられますが、これは『和漢諸道具見知鈔』にも咸鏡道で造られたとされています。
この一類には「「本手(真熊川)」とよばれるもっとも正しい姿のものがあります。
 この一類形がやや乱れ、多々火間がみられ、名にそぐわず小振りな「鬼熊川(平熊川も含む)」の手「姫熊川」「紫熊川」この類にして時代が下る、「滑熊川」「後熊川」などに分類されます。
「後熊川」「滑熊川」に関しては、高台内にも施釉された物とも云われますが、いま一つ作品で指摘することができず、おおよそ御本時代の熊川風なものかとも考えられますが明らかではありません。

 

■在庫のない場合、お申し込後、納品迄、ご猶予をお願いする場合がございます。

■作品は、それぞれ手作り逸品物のため、 仕上がりが多少異なる場合があります、予めご了承下さい。

高麗写茶碗O01-01R 熊川茶碗 駕洛窯 (桐箱)

晴山特価

直径13.1㎝ 高さ7.8㎝ 高台径5.7㎝(大きさは目安です)

 


数茶碗O01-01R 熊川茶碗 駕洛窯 (十客・桐箱)

直径13.1㎝ 高さ7.8㎝ 高台径5.7㎝(大きさは目安です)

 


「伊羅保」
伊羅保は作行きによって「黄伊羅保」「片身替」「釘彫保羅保」に呼び分けられています。
鉄分の多い胎土に数種の釉が掛けられており、「片身替」は飴釉と透明釉が片身替わりに掛けられ、さらに見込みには白泥の刷毛目が一筋施されているのが通例です。
またこれまで「千種伊羅保」の名称が伊羅保の種類名称として挙げられている場合がありましたが、「千種伊羅保」は片身替に類する茶碗の銘で、現在同銘の茶碗が二碗伝世しています。

 

■在庫のない場合、お申し込後、納品迄、ご猶予をお願いする場合がございます。

■作品は、それぞれ手作り逸品物のため、 仕上がりが多少異なる場合があります、予めご了承下さい。

高麗写茶碗O01-01R 伊羅保片身替茶碗 駕洛窯 (桐箱)

晴山特価

直径14.4㎝ 高さ7.8㎝ 高台径5.3㎝(大きさは目安です)

 


数茶碗O01-01R 伊羅保片身替茶碗 駕洛窯 (十客・桐箱)

直径14.4㎝ 高さ7.8㎝ 高台径5.3㎝(大きさは目安です)

 



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