(大寒)

今年は一月二十日が大寒。もっともこの日がスタートで立春まで続くのですから、まだまだ「大寒」のさなかですし、統計的にも寒さの底だそうです。
初釜もぼちぼち終わり、日頃の稽古が始まりますが、まだまだ正月気分は抜けてないような、かといって二月の趣向にはまだ早いような・・・。
でもせっかくの「寒中」です。筒茶盌や広口釜、など暖かさをもたらすものを茶道具としても使いたくなります。
今年は初午が二月二日、節分が三日、翌日は立春とせっかくの二月の趣向の日々が早めに過ぎてしまいます。そろそろこのあたりの道具も出してみてはいかがでしょうか。
旧暦と新暦の狭間で悩ましいのも茶湯の趣向です。今年みたいに「立春」より「初午」が早くしてしまう場合もあったり。旧暦があるので、初午だけでなく、二之午や三之午がある場合も有りますので、二月いっぱい使えるようです。


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