親しみやすい茶道具を販売

買い物カゴを確認する

茶湯 晴山

TEL.025-224-8848
問い合わせ
トップページ展示会茶湯の入口茶道具の揃え方晴山茶道塾石州流茶道店舗
 
  • 簡単茶道史
    • 考古学~黎明期
    • 茶の湯の始まり
    • 侘び茶の発生
    • 利休の登場~桃山
    • 江戸~
  • 掛物
    • 唐絵
    • 禅語・一行物
    • 古筆
    • 掛物を揃えるには
    • まずは一本
    • なぜ大徳寺の掛物なのか
  • 花入
    • 花入の始まり
    • 施釉陶器花入
    • 草の花入
    • 竹、籠、瓢
    • 格付けと目安
    • 花入を置く「薄板」
    • 花入の揃え方
  • 茶碗
    • 茶碗の始まり
    • 天目茶碗
    • 室町・桃山期
    • 江戸初期~
    • 楽茶碗
    • 利休の登場と楽茶
    • 楽焼と呼べるもの
    • その他「準楽焼」
    • 国焼茶碗
  • 釜
    • 釜の歴史
    • 釜を求める
    • 形状・炉釜
    • 風炉
    • 小板・五徳・前土器・底瓦
    • 炉壇・炉縁・灰
  • 茶入
  • 棗、薄茶器、薄茶入
  • 水指・建水・蓋置・杓立=皆具
    • 皆具の発生
    • 皆具の格式化
    • 好の皆具・陶磁器の皆具
    • 水指
    • 蓋置
    • 建水
    • 杓立
  • 竹製の茶道具(茶杓、蓋置、柄杓、茶筅)
  • 台子
    • 長板、棚
    • 風炉先屏風、結界
    • 道具としての畳
    • 煙草盆、喫煙具
  • 炭道具
  • 懐石家具、茶事道具
  • 水屋道具
  • 侘茶って何だろう

 真行草の順番とは異なりますが国焼の花入として最も伝世も多く登場の早いのは焼締め陶器の類です。

juku12.jpgご存じのように日本独自の陶器は焼締陶器でしたので雑器として焼かれていたものが多くありました。侘び茶が盛んになるとその素朴さからか多くの茶人が「備前」や「信楽」「伊賀」「丹波」など花入を焼かせ用いるようになったものと想像されます。当時これらの花入を見ますと多くに花入の上部に穿った穴が開いていることにお気付きでしようか。茶の湯が書院から草案へ移り「中釘」に掛けられるようにと鐶を付けた跡で、いかに侘びへと傾頭していたかが窺えます。

掛花入としてこのような形式の嚆矢は「高麗筒」と呼ばれる「元」の時代の花入です。これは、かの「元寇」の際に火薬を入れる器として「南蛮粽」花入と共に玄界灘に沈んだ物が後に取り上げられ茶席に取り入れられた物です。この二点は「唐物」ではありますが、「草」に扱います。

江戸時代に入り天才的感性を持って作陶を始め後の茶陶に大きな影響与える「仁清」が登場し豊かな表現力を駆使した造形で具象化したユニークな花入を数多く残し、後に京焼に受け継がれていきます。これら「色絵」の花入も「草」として扱う物かと思います。

« 前
次 »

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


送料について | お支払方法(お支払方法の欄をご覧下さい) | 特定商取引法に基づく表示 | 個人情報保護方針 | 買い物カゴを確認する

茶湯 晴山 新潟市中央区花町2059-1  E-mail:jitekikenseizan@yahoo.co.jp
Copyright(C) 2011 SEIZAN All rights reserved.